体和日記 Tai-wa-nikki

茨城県つくばを拠点に、体和塾(カラダを和ませ、カラダで世界と和する塾)という活動をしています。ハートオブヨガ、甲野式身体術、哲学などから考えたこと、感じたことを、赴くままに。

寒がり必見! 布団の中でもできるヨガ

春が近づいてきましたが、まだまだ寒い日が続きますね。 布団から出るのがつらい、、 そんな時に考えたのが、布団の中でもヨガをやっちゃうか、という考えでした。 僕が思いついた、布団を被ったままでもできるポーズをいくつか紹介したいと思います。 もう…

ユートピア的になること、開いていること

「仲間内」のよさ 類は友を呼ぶ。 僕も、ひとりで生きていけるほど強くはないから、群れる。 その「仲間内」って、結構心地がいい。 だから、その中で生を完結したくなるような欲に駆られることがある。 ユートピア的、小社会。 何か理想があって、それに共…

ヨガをめぐって、ぐるぐる回る思考

昨年末に出会った、こんな言葉。 実り豊かな諸方法は、あまりにも意味を持ちすぎていて、私たちと未知のものとあいだに、それ自体が自己目的として追求されるような客体として介在してしまう。 もし諸手段に訴えることが活動性の気圏を定義するものであるな…

逆立ちして、哲学してみた。

上下ひっくり返れば… 久しぶりの記事になります。 今日、自分でも自分がいかれているんじゃないか、というような行動をとっていました。 何をしたかというと、「逆立ちして、哲学した」のです。 大学は学期末。レポート課題に追われる中、頭の中がごちゃごち…

姉について

最近、姉(22)がブログを始めた。以前からco-mediaという学生サイトでライターをやっていたみたいだが、個人的なことも書きたくて独立したらしい。 始めたばっかだって言うのに、猛烈な勢いで更新してる。もう記事数抜かれそう。 そこで、僕のことも書いて…

「毎日が新鮮!」じゃなくてもいい

変えようとしなくたって 「一度として、同じヨガはありません」 毎日ヨガのプラクティスをするように勧めるとき、よく使われる文言がこれだ。 確かにそうなんだけど、この側面ばかり強調すると、ちょっとおかしな方向に傾くことがある。 それは、「違い」を…

JIDAIさんの演技を観て、考えたこと。

「魂の時間」 マイムアーティスト、JIDAIさんの舞台を観に行ってきた。 演技後のお話では、「オーガニックマイム」というJIDAIさん独自の世界観が語られた。 一種の瞑想状態に入っているという演技の最中、エゴの感情ではなく、「普遍的な感情」、「宇宙に遍…

楽しそうに太鼓を叩く人は、太鼓からも愛されている

「雀鬼」の言葉 高校生のときに読んでいた本をふと読み返してみた。 「雀鬼」桜井章一氏の『体を整える』という本。当時の僕が付箋を貼っていたのは、こんな言葉。 卓球の平野早矢香選手が、「練習量には自信があるのに、なんでもっとうまくならないんだろう…

「無条件の愛」なんてことを「目指そうと」すると、とっても苦しくなる、という話

無条件の愛 ヨガで言われる、ひとつの目指すべき境地のようなもの。 「○○だからよい、○○だからダメ」などと判断することなく、常にそれらのあるがままを受け容れ、愛する。 こんな聖人みたいな境地、あり得るのか?と思うんだけど、最近の僕にとって切実な問…

2017年、新年の目標に代えて。

新年を迎えて。 新年。新成人。 節目と呼べるこの年末年始なのに、個人的にはまったく実感がない。 目標も、特に立てる気にならない。 初日の出は見に行ったけどね。 それでも、新成人を迎えるにあたって、ざっと自分の人生を振り返ってみた。 僕は5歳でサッ…

ヨガをする僕と哲学者たちの対話

ヨガの「資格」という、矛盾に満ちた存在 今年の夏、僕はヨガインストラクターの資格を取った。というより、インドで1か月ヨガをしたら、結果的にもらえた。 ヨガにおける「資格」って、どんな意味を持つものなのか。 最近思うのは、「資格」ほどヨガからか…

一筆書きの動き

「和の動き」に見るもの 僕が「和の動き」と聞いてイメージするもの。 茶道、能、舞踊、武術など。 よどみのない、なめらかな動きであるように僕は思う。(僕はこれらのいずれもきちんとやったことはない。) この、一本の流れでつないだような動きを、僕は…

いつでも動けるカラダであること

サムライは準備運動できない! 僕の師の父である武術研究者の甲野善紀先生は、武術とスポーツの違いを説明するとき、よくこんな話を持ちだします。 武術では、いつ襲われるかわからないという状況下で、すぐに動けなければ意味がありません。斬りかかられた…

ヨガは、あなただけのためじゃない

インドでの一番の衝撃 インドでのヨガティーチャートレーニングにて、最も衝撃的だった出来事を紹介します。 それは、空き時間に、インド人の友達(30歳くらい)と二人で自主練習をしていた時のことでした。 普通にヨガのポーズを練習していた彼が、いきなり…

「それ」を見つめろ! 韓氏意拳レポート

僕が探究していることと最も親和性の高い武術が、中国武術の韓氏意拳です。 今年4月、韓競辰先生による韓氏意拳の講習会を受けたときの感想を公開します。 増えること、減らしていくこと 3時間の講習会中、韓先生は50人近い参加者を前に終始大きな声で語りつ…

英語でYoga 哲学編

哲学に関わる単語 misery 苦 transmigration 輪廻 reincarnation 転生、生まれ変わり liberation 解放、自由 emancipation 解放 nirvana 解脱 divinity 神性 cosmic consciousness 宇宙的意識 生きていることは「苦」だからこそ、輪廻からの解放を目指すこと…

英語でYoga アーサナ編

インドで受けたヨガプログラムは、すべて英語で行われました。最初の方は分からない単語もありましたが、徐々に慣れて、今はなんとか英語でもインストラクションできるようになりました。 「英語とヨガを同時に学びたい!」という方は、ぜひ参考にしてもらい…

日常の中に棲むサムライ的なもの

「動作術探究」の実態 僕が現在メインで行っている活動のひとつに、大学一年次に設立した大学サークルがあります。(現在は、「体和塾」という名称で週一活動。)この会では、主に僕が甲野陽紀氏(身体技法研究者)から学んだことを、僕なりに解釈しながらメ…

ココロとカラダを調和させるちょっとしたコツ

やりたくなるまで待ってみる ある日、夕方に帰宅し、何をしようかな、と思いました。ここで「なんとなく」パソコンを点けたり、テレビを点けてしまう人が多いのではないでしょうか。僕もたまにあります。 ここで問題なのは、インターネットやテレビには、情…

何かを身につけたいとき、本当に必要なこと

必要だからできてしまう 生まれたばかりの魚は、誰に教わるでもなく泳ぎ方を習得し、生まれたばかりの子鹿は誰に教わるでもなく立てるようになります。人間の子どもも、立って歩けるようになるために失敗を伴う訓練を要しますが、最終的には立ち方や歩き方を…

モノと私が友達であること

友達になれる条件 人間は、道具を使う動物です。故に、モノと共に動く、ということをしばしば行います。それは日常生活のみならず、スポーツや芸術活動にも多くみられます。 そういった時、快適に動くためには、そのモノに馴染んでいる必要があります。モノ…

よい鏡を使えば、映る自分もよくなる

他人は自分の鏡である 目の前の他人は、自分の鏡です。そう考えると、目の前に出現した人を見ることで、自分自身を反省的に捉えることができます。 例えば、会話している相手がやけに自分を誇示し、優越感を示してくる場合。こんな時は、この相手の中に、「…

アーサナとはカラダを使った旅である

柔らかい方が楽しめる? ヨガといえば、いろいろなポーズをとるものというイメージを持った方が多いでしょう。ヨガのポーズのことをアーサナと言います。 アーサナには、インドの伝統的なものだけで840万種類もあると言われています。その人の骨格や柔軟性、…

インドでヨガの先生が僕たちに望んだこと。

ヨギとしての人生に準備日などない 修了テスト前日のこと。テストは実技、口頭、筆記がありそのうち筆記が特にハードだったので、みんながテストのための勉強に精一杯になっていました。そんなとき、先生がポツリとつぶやきました。 みんながテストでよい回…

インドでの食事。沈黙と反省

ベジタリアン、低刺激の食事 インドでの1か月は、完全ベジタリアンでした。 1日3食、アーシュラム(ヨガ道場)で摂ることができます。日本にいるときの僕はベジタリアンではありませんが、そんなに肉を頻繁に食べるわけではないので、1か月のベジタリアン生…

「ナマステ」だけじゃない!インドの聖地で交わされる挨拶とは

「あなた」の中にいる神様へのあいさつ インドでの挨拶と言えば、ご存知「ナマステ」でしょう。僕が訪れたリシケシュでも、この「ナマステ」はよく使われていました。 しかし、リシケシュのような聖地では同じくらいよく使われる挨拶があります。 それが、「…

インドで神様のように称えられているもの

リシケシュで、神様のように崇められているもの。それは、街を縦断して流れるガンジス河です。人々は、ガンジス河を Mother Ganga Ji (母なるガンジス様) と呼びます。 アーサナクラスで最後に行うシャヴァーサナ(屍のポーズ、仰向けになって休むポーズ)…

カルマについて、インドで考えてみたこと

何兆分の1でしかない、という寛大さ インド人の思想に深く浸透している考えのひとつに、「カルマ(業)」というものがあります。日本にも、「自業自得」という言葉があり、英語にも”Reap what you sow”(自分で蒔いた種は自分で刈り取る)という表現がありま…

インド11日目の葛藤と気づき

ヨガについての知識や経験がほぼゼロのまま敢行したインドでのヨガ修行。その時の葛藤がうかがえる11日目の文章を公開します。 アーサナへの疑問 インドに来て11日目。1日8時間ヨガに取り組む生活を続けて、なんとなくヨガってこういうものなんじゃないか、…

インド到着後に書いたこと。

このカテゴリーは、2016年8月28日から9月25日にかけて、インドのリシケシュにてヨガプログラムを受講したときのレポートです。 せっかくなので、インド到着後すぐに書いていた文章を、そのまま公開します。 200時間のティーチャートレーニング いきなりです…