的場悠人の体和 Tai-wa 日記

理論と実践を行き来するヨガ研究者。ここではヨガ以外のことも。大学時代から継続のブログ。

ヨガinインド・リシケシュ

ポーズをとるのは誰か。

そういえば、インドでこんなことを言われた気がする。 「ポーズをとっているのは、わたしではない」 この時は、えらくスピリチュアルな言葉に聞こえた。 実際、この言葉の発言者は、おそらくヒンドゥー教徒で、「わたしではなく、シヴァがわたしにポーズをと…

アーユルヴェーダノート 実践編

インドの伝統医学、アーユルヴェーダの実践編です。僕自身が忠実に実践しているわけではないです。むしろ、去年9月にインドで講義を受けて以降、ほぼ忘れてました。最近、ふと思い出したので、復習がてらまとめてみようと思った次第です。 ちょっと復習。 …

アーユルヴェーダノート理論編 (英語付き)

半年前、インドにて。ヨガのティーチャートレーニングの合間に、インドの伝統医学、アーユルヴェーダの講義を受けました。不意にそのノートを振り返りたくなったので、復習がてら公開します。そこで登場する英単語とともに。 アーユルヴェーダ(Ayurveda)は…

あるインド人ヨギ_

インドでのヨガティーチャートレーニングにて、最も衝撃的だった出来事を紹介します。 それは、空き時間に、インド人の友達(30歳くらい)と二人で自主練習をしていた時のことでした。 普通にヨガのポーズを練習していた彼が、いきなりこんなことをしゃべり…

インドでヨガの先生が僕たちに望んだこと。

ヨギとしての人生に準備日などない 修了テスト前日のこと。テストは実技、口頭、筆記がありそのうち筆記が特にハードだったので、みんながテストのための勉強に精一杯になっていました。そんなとき、先生がポツリとつぶやきました。 みんながテストでよい回…

インドでの食事。沈黙と反省

ベジタリアン、低刺激の食事 インドでの1か月は、完全ベジタリアンでした。 1日3食、アーシュラム(ヨガ道場)で摂ることができます。日本にいるときの僕はベジタリアンではありませんが、そんなに肉を頻繁に食べるわけではないので、1か月のベジタリアン生…

「ナマステ」だけじゃない!インドの聖地で交わされる挨拶とは

「あなた」の中にいる神様へのあいさつ インドでの挨拶と言えば、ご存知「ナマステ」でしょう。僕が訪れたリシケシュでも、この「ナマステ」はよく使われていました。 しかし、リシケシュのような聖地では同じくらいよく使われる挨拶があります。 それが、「…

インドで神様のように称えられているもの

リシケシュで、神様のように崇められているもの。それは、街を縦断して流れるガンジス河です。人々は、ガンジス河を Mother Ganga Ji (母なるガンジス様) と呼びます。 アーサナクラスで最後に行うシャヴァーサナ(屍のポーズ、仰向けになって休むポーズ)…

カルマについて、インドで考えてみたこと

何兆分の1でしかない、という寛大さ インド人の思想に深く浸透している考えのひとつに、「カルマ(業)」というものがあります。日本にも、「自業自得」という言葉があり、英語にも”Reap what you sow”(自分で蒔いた種は自分で刈り取る)という表現がありま…

インド到着後に書いたこと。

このカテゴリーは、2016年8月28日から9月25日にかけて、インドのリシケシュにてヨガプログラムを受講したときのレポートです。 せっかくなので、インド到着後すぐに書いていた文章を、そのまま公開します。 200時間のティーチャートレーニング いきなりです…