お誘い②
僕らが、(主に他人に向けて)「愛情を示す」、「肯定的な目を向ける」と言う時、
それは具体的にどんな行動を指しているだろうか?
ある時は、その人がよりのびのびと生きられるよう、邪魔なものを取り除いてあげることかもしれない。
ある時は、その人が強く歩んでいけるように、そっと背中を押してあげることかもしれない。
ある時は、疲れて傷んだところを、ケアして休ませてあげることかもしれない。
ある時は、必要な栄養を、たっぷり与えてやることかもしれない。
ある時は、何にもせずに、しかし関心は向けて、ただ見守ることかもしれない。
愛や肯定などの抽象的な概念は、このような行動によって、実際に目に見えるものになり、僕らが身体的に感じられるものになる。
ならば、このような実際的な「愛ないし肯定の実践」を、
一番身近な自分の身心、呼吸、いのちに対して行うということ。
それも、今日やったから明日はやらないのではなく、
つまり今日は愛したけど明日は愛さないのではなく(by 小野洋輔先生)、
毎日行うということ。
その習慣が、間違いなくあなたを生きやすくさせるだろうし、あなたが心地よく生きていることで、僕も生きやすくなる。
単に「毎日ヨガをしましょう」と言うと、どこか無機質だし、
職業的にもなってしまいがちだが、
これだけの意味を込めて伝えたいことなのである。