的場悠人の体和 Tai-wa 日記

理論と実践を行き来するヨガ研究者。ここではヨガ以外のことも。大学時代から継続のブログ。

お誘い②

僕らが、(主に他人に向けて)「愛情を示す」、「肯定的な目を向ける」と言う時、

それは具体的にどんな行動を指しているだろうか?

 

ある時は、その人がよりのびのびと生きられるよう、邪魔なものを取り除いてあげることかもしれない。

ある時は、その人が強く歩んでいけるように、そっと背中を押してあげることかもしれない。

ある時は、疲れて傷んだところを、ケアして休ませてあげることかもしれない。

ある時は、必要な栄養を、たっぷり与えてやることかもしれない。

ある時は、何にもせずに、しかし関心は向けて、ただ見守ることかもしれない。

 

愛や肯定などの抽象的な概念は、このような行動によって、実際に目に見えるものになり、僕らが身体的に感じられるものになる。

 

ならば、このような実際的な「愛ないし肯定の実践」を、

一番身近な自分の身心、呼吸、いのちに対して行うということ。

 

それも、今日やったから明日はやらないのではなく、

つまり今日は愛したけど明日は愛さないのではなく(by 小野洋輔先生)、

毎日行うということ。

 

その習慣が、間違いなくあなたを生きやすくさせるだろうし、あなたが心地よく生きていることで、僕も生きやすくなる。

 

単に「毎日ヨガをしましょう」と言うと、どこか無機質だし、

職業的にもなってしまいがちだが、

これだけの意味を込めて伝えたいことなのである。

 

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