体和日記 Tai-wa-nikki

つくばを拠点に、体和塾(カラダを和ませ、カラダで世界と和する塾)という活動をしています。主な着想元は、ハートオブヨガと武術的な身体術。

アーユルヴェーダノート理論編 英語でYogaを学ぶ。

 半年前、インドにて。ヨガのティーチャートレーニングの合間に、インドの伝統医学、アーユルヴェーダの講義を受けました。不意にそのノートを振り返りたくなったので、復習がてら公開します。そこで登場する英単語とともに。

 

アーユルヴェーダ(Ayurveda)は、サンスクリット語の「Ayus(生命)」と「Veda(知識)」からなる言葉で、インドやスリランカの伝統医学です。

 

物質の構成要素 Physical components (Panch maha bhoota パンチ・マハ・ブータ)

 

まず、アーユルヴェーダでは、生命は5つの基本元素からなるとされています。私たちの体を含むすべての物質は、以下の5元素の組み合わせでできているとされています。

 

  • Earth  地
  • Water  水
  • Fire   火
  • Air   風
  • Space/Ether  空

 

3つの物質的要素 Three physical elements (Tridosha トリドーシャ)

以上の5元素は、組み合わせを変えることによってさまざまな物質となります。組み合わせの変化により、次の3つの属性のエネルギー(ドーシャ)となります。

 

  • Vata ヴァータ(Air+Space) おもに風のエネルギー
  • Pitta ピッタ(Fire+Water) おもに火のエネルギー
  • Kapha カパ(Water+Earth) おもに水のエネルギー

 

では、それぞれのドーシャがどんな性質を持っているのか、見ていきましょう。

 

ヴァータ的性質

ヴァータは、風元素と空元素の組み合わせから成ります。運動エネルギーとして心臓や呼吸、筋肉の動きを司ります。

Dry, light, cold, mobile, erratic(不規則な), subtle(繊細な), and astringent(脱脂性)

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(写真はイメージです。)

 

  • ヴァータ的な人は・・

肌、髪などが乾いている。便秘(constipation)を引き起こしやすい。

痩せ型、重さが腹や顔に乗る、痩せやすく(easy to loose)、太りにくい(hard to gain)。

手足が冷たい、血液循環が弱い(poor blood circulation)

 

 

  • 性格で言うと・・

活動的、よく考え事をする、瞑想が難しい(hard to meditate)

よくしゃべる、速く歩く

食や睡眠などの生活習慣が不規則。(irregular habits)

悩みやすい、不安、神経質(nervous)、他人との衝突を避ける。

7~9時間眠るが、眠りが浅く、寝起きが悪い。

悪夢、ストレスフルな夢、誰かから逃げている、空を飛んでいるなどの夢を見る。

 

  • ヴァータ的な食べ物(ヴァータ的性質の食べ物であって、推奨ではありません!)

冷たいもの、乾いたもの、熟していない果物(unripe fruits)、ウコン(turmeric)

 

ピッタ的性質

ピッタは火元素(fire)と水元素(water)の組み合わせから成ります。加熱作用(heating property)を持ち、消化や免疫(immunity)を司ります。

Hot, oily, intense(感情的な), light, fluid, smelly, and sour

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  • ピッタ的な人は・・

消化機能が強い(strong digestion)、起きてすぐにトイレに行く(get up with toilet pressure)。

暑い気候や明るい光を嫌う。

早期白髪化(early graying)、抜け毛(loosing of hair)

油っぽい肌、髪、肌荒れ(skin problem)

痩せ型ではないが体重が軽い、中背中肉(medium built)、太りやすく、痩せやすい。

睡眠が深く、寝起きがよい。

 

  • 性格で言うと・・

熱い気質(high temperament)→イライラしやすい(easy to be irritated)、

強い個性(strong personality)、完璧主義(perfectionist)、几帳面(organized)、仕事中毒(workaholic)

トラブルはすぐに処理する

言葉を選んで(selective)しゃべる。

 

  • ピッタ的な食べ物

油の多いもの、辛いもの、酸味のあるもの、玉ねぎ、にんにく、カフェイン、アルコール、肉類、柑橘類、酢

 

カパ的性質

カパは水元素(Water)と地要素(Earth)の組み合わせから成ります。体の潤滑油(lubricant)であり、形態(shape)をつくる結合エネルギーでもあります。

Heavy, slow, oily, stable(安定性), dense(密度の濃い), cool, and sweet

 

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  • カパ的な人は・・

骨や筋肉が厚く、太い。太りやすく、痩せにくい。重さが太ももやお尻にのる

消化が遅い。食べなくても元気だが、たまに食べ過ぎる。

十分な油はあるが、ピッタのように過剰ではない。滑らかな肌や髪。

冒険的、闘争的な夢を見る。

低温、多湿を嫌い、高温、低湿を好む。

 

  • 性格で言うと・・

ゆっくり歩き、話し、動く。

寛大(forgiving)、友愛的(companionate)、落ち着いている(calm

眠るのが好き。

あまり深刻に考えない。

 

  • カパ的な食べ物

甘いもの、果物、塩分の多いもの

 

 

あなたはどのタイプか?

以上に見てきたような3つのドーシャの特徴を見ると、自分がどのドーシャの傾向を強く持っているか分かると思います。

でも、(僕もそうですが、)どれも当てはまるような気もするし、どれも当てはまらないような気もする、という人も多いのではないでしょうか。それもそのはず。多くの人は、複数のドーシャを併せ持っているからです。

 ひとつのドーシャだけ特別に強い人、または3つのドーシャを均等に備える人は稀だそう。だいたいの人は3つのドーシャのうち2つが強く、1つが弱く働いているようです。

 

変動するドーシャ

 さらに、ドーシャは固定的なものではありません。年代、季節、時間帯によっても、ドーシャは変動します。

 

  • 年代

誕生(Birth)~思春期(Puberty)・・カパ(水)優勢

思春期~20歳前後・・ピッタ(火)優勢

20歳前後以降・・ヴァータ(風)優勢

 

  • 季節(たぶん、インドでのことなのであまり参考にならなそう。)

ヴァータ(風)・・初秋や晩冬に優勢。春に弱まる。

ピッタ(火)・・秋に優勢。冬に弱まる。

カパ(水)・・春に優勢。夏に弱まる。

 

  • 時間帯(これも同様に、インドでのことだけど。)

 

午前6時~10時 カパ優勢

午前10時~午後2時 ピッタ優勢

午後2時~午後6時 ヴァータ優勢

午後6時~10時 カパ優勢

午後10時~午前2時 ピッタ優勢

午前2時~午前6時 ヴァータ優勢

 

 

さて、ここまでは知識でした。では、どうやって自分の健康に生かしていくか?長くなったので、実践編はまた今度。