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体和日記 Tai-wa-nikki

つくばを拠点に、体和塾(カラダを和ませ、カラダで世界と和する塾)という活動をしています。主な着想元は、ハートオブヨガと武術的な身体術。

インドで神様のように称えられているもの

 リシケシュで、神様のように崇められているもの。それは、街を縦断して流れるガンジス河です。人々は、ガンジス河を

 

Mother Ganga Ji (母なるガンジス様)

 

と呼びます。

 

 

 アーサナクラスで最後に行うシャヴァーサナ(屍のポーズ、仰向けになって休むポーズ)をするときは、ガンジス河の方向に足を向けて寝てはいけないとされます。また、アーサナクラスの前に行う礼拝も、こんな感じ。

 

Humbly bow down to the mat, and do prayer to the Mother Earth, Mother Ganga Ji, and the God of practice of yoga asana.

(誠実にマットへ頭を下げて、母なる大地、ガンジス様、そしてヨガアーサナの神様へ祈りましょう。)

 

 

 そんなガンジス河の偉大さを、思い知らされた体験があります。それは、ガンジス河脇の砂浜で、瞑想をしたときのこと。

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瞑想の一番の敵は、脚が痛くなることです。この日も、20分ほど坐っていると徐々に脚がしびれて痛くなってきました。そんなとき、先生からこんなことを言われました。

 

「体の痛みも、ネガティブな考えも、すべてガンジス河に流してしまえ」

 

 

 このアドバイスをもらった後、目を開き、改めてガンジス河の壮大な流れを見てみました。そうすると、

 

「この壮大な流れに比べて、自分の体にある痛みや、自分の心にある悩みなど、なんとちっぽけなものか」

 

という気持ちになったのです。

 

 そのまま、痛みも忘れて、45分くらい座り続けていられました。

 

 この体験のあと、室内で瞑想するときも、不思議と長時間坐るのが苦ではなくなりました。仮に少し痛みが出てきても、大自然の壮大なエネルギーの中に身を委ねてみると、痛みなどものすごくちっぽけなものに思えてきます。

 

 日本に帰ってきた今、そばにガンジス河がなくても、その気持ちを忘れずに坐りたいと思います。