体和日記 Tai-wa-nikki

茨城県つくばを拠点に、体和塾(カラダを和ませ、カラダで世界と和する塾)という活動をしています。ハートオブヨガ、甲野式身体術、哲学などから考えたこと、感じたことを、赴くままに。

武術、身体操法

変動、交流、非・技法的カラダ

身体「技法」、身体「操法」、身体「術」・・・ これらの言葉からイメージされるのは、「いかにカラダを動かすか」に関する探究だということだ。 確かに、この視点からもたくさんのことを語ることができる。 ただし、これらの言葉が暗黙のうちに前提している…

実感なき凡庸な幸福

「幸せになる勇気」。 僕なりに言い換えると、「凡庸である勇気」となる。 何か優れたことをしないと、「よい」人生だと思えないような心。 どういうわけか、ほとんどの人に備わってしまっている。 幸せになるために必要なことは、この強迫観念から抜け出す…

「成長モデル」の落とし穴

できない 意識しながら、ゆっくりとならできる 意識しなくてもできる 運動技能を習得する際の成長モデルとして、一般的に用いられる図式を持ち出してみました。僕の記憶では、高校の頃の保健体育の教科書にも登場した気がします。 例えば、サッカーのパスを…

一筆書きの動き

「和の動き」に見るもの 僕が「和の動き」と聞いてイメージするもの。 茶道、能、舞踊、武術など。 よどみのない、なめらかな動きであるように僕は思う。(僕はこれらのいずれもきちんとやったことはない。) この、一本の流れでつないだような動きを、僕は…

いつでも動けるカラダであること

サムライは準備運動できない! 僕の師の父である武術研究者の甲野善紀先生は、武術とスポーツの違いを説明するとき、よくこんな話を持ちだします。 武術では、いつ襲われるかわからないという状況下で、すぐに動けなければ意味がありません。斬りかかられた…

「それ」を見つめろ! 韓氏意拳レポート

僕が探究していることと最も親和性の高い武術が、中国武術の韓氏意拳です。 今年4月、韓競辰先生による韓氏意拳の講習会を受けたときの感想を公開します。 増えること、減らしていくこと 3時間の講習会中、韓先生は50人近い参加者を前に終始大きな声で語りつ…

モノと私が友達であること

友達になれる条件 人間は、道具を使う動物です。故に、モノと共に動く、ということをしばしば行います。それは日常生活のみならず、スポーツや芸術活動にも多くみられます。 そういった時、快適に動くためには、そのモノに馴染んでいる必要があります。モノ…

優しさを生み出すカラダ

カラダ全体を使う 僕が学んでいる武術的な身体技法において重要視されることのひとつに、「カラダ全体をうまく使う」ということがあります。 このことのメリットはいくつもありますが、今日は「カラダ全体を使うこと」が、その人の「性格」に与える影響につ…